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春の網走にはおいしいものがいっぱい
2023年01月17日
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春になったらグルメタウン網走へ
流氷で有名な網走は流氷が接岸している時期は漁ができません。
それが去った春から漁が始まり、網走のグルメシーズンが到来します。
流氷が育むプランクトンなどの栄養が豊富なオホーツク海で獲れる海の幸は絶品ぞろい
流氷明けの毛ガニ、ウニ、ホタテ、クジラ、きんき、ホッケ、タラ、タコ、網走湖のシジミ、など様々なおいしい食材を楽しむ事ができます。
その中から今回は、流氷明けの毛ガニ、ホタテ、きんきをを紹介します。
海の栄養をたっぷり吸収した流氷明けのガニは旨い!
流氷が去った時期に旬になるのが毛ガニです。網走市で毎年3月末から4月末頃に水揚げされる「毛ガニ」のことを、「流氷明け毛ガニ」と呼んでいます。
オホーツク海の流氷が沖に流れ、船が航行できるようになった最初の日、漁師たちが待ちにまった「毛ガニ漁」が始まります。それまで流氷に覆われていたオホーツク海の下は、プランクトンなどの栄養分がぎっしり。そこで育った毛ガニは、脱皮を繰り返す過程のなかで最も身が詰まった「堅蟹」、つまり、旬の状態なのです。
ゆえに
網走といえば「流氷明けのガニ」と言われるほど、流氷明けのガニは旨いんです!身の締まった毛ガニは何もつけずにそのままお召し上がり頂けます。
さて流氷明けの毛ガニの味ですが、身はふっくらし、旨味が詰まってジューシーです。
さらにカニみそはオホーツク海の旨味MAXで日本酒と合わせていただくと感動が止まりません。
身入りが良くミソも濃厚な「流氷明けの毛ガニ」は網走のわき水を仕込み水に使用した地酒「君が袖」と合わせると、さらに格別な味になります。
言葉でうまく表現できないくらいおいしいので、春に網走にお越しいただいた際はぜひ食べて頂き、お土産でも買ってください。家に帰っても網走を堪能する事ができますよ。
網走のホタテは貝柱が大きく甘くおいしい
網走でオススメの海鮮のひとつがホタテです。
網走市の西側にある能取湖は秋の時期、サンゴ草で有名ですが、ホタテの漁場としても有名です。
オホーツク海と繋がっている地理的環境がうまさに関係していると言われています。
外海で育つホタテは自分の身を守るために貝を厚くすることに養分を使うそうです。
一方で、内海で育つホタテ貝は養分を貝柱へ集中するからだそうです。
波が少ないゆりかごのような能取湖で育つため、網走のホタテはおいしいのです。
網走のホタテは大きいだけではなく身が詰まっているのが特徴です。バーベキューの時に貝ごと炭火で焼くのも絶品ですが、生のお刺身でもぜひ味わっていただきたいです。
お刺身で食べる場合は2種類の切り方で味が変わります。
縦に割るとホタテ独特の食感を楽しむ事ができ、横にスライスして食べると甘みを強く感じる事ができます。
網走のブランド魚 釣きんき
網走のブランド魚 釣きんきをご存知でしょうか?
きんきは深海400mに生息する深海魚で、脂乗りが良く繊細な味わいの高級魚です。
東ののどぐろ、北のきんきと称されるほど旨味が強いことで有名です。
釣り方にも特徴があり、きんきの”釣りモノ”は国内で網走産のみ!!
網走では網ではなく、延縄(はえなわ)漁で一匹ずつ釣るので、デリケートなきんきを傷つけず水揚げする事ができます。
きんきの代表的な食べ方は湯煮(ゆに)と煮つけです。
今回は煮つけで頂きましたが、極上の脂乗りで身はふわふわ。口の中でうま味が解けて幸せが広がります。次回は網走で親しまれる湯煮で食べてみたいです。
湯煮にウスターソースをかける網走ならではの食べ方もぜひ試してみては?
釣きんきは人気があるためお店に在庫が無い場合があります。
お店に予約する事をオススメします。
■撮影協力
おっ!伝
北海道網走市南5条西2丁目10−2 第2本間ビル
0152-44-0087
喜八
北海道網走市南4条西3丁目
050-5263-7232
活ホタテや海産物などのお土産が購入できる網走番屋
北海道網走市南4条東6丁目8−5
0152-67-9102
※『釣きんき』は網走漁業協同組合の登録商標です。