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秋の網走酒場を食べ飲み歩き「ABASHIRIバル」に行こう!

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ABASHIRIバルって何? 

グルメで食いしん坊の人ならきっと、少しずついろいろな種類のおいしいものを食べたいのでは? そんな皆さんのためのイベントが「ABASHIRIバル」です。 
スペイン語でバルは喫茶店を意味し、立ち飲み居酒屋、社交場でもあります。多くのバルには椅子がなく、お店のこだわりの一品(ピンチョス)を味わいお店をはしごします。 
ABASHIRIバル」は網走の食材を使ったこだわりの品を食べ歩き、お店自慢のおつまみを一品だけ注文して複数の居酒屋を回る事ができる夢のようなイベントなのです。

2022年度は26店のお店が参加したように、例年、網走の中心市街地の飲食店街で20~30のお店が参加します。約1か月のロングランイベントなので期間中めいっぱい楽しめます。 

美味しい料理とお酒が来たらまずは乾杯♪​

「ABASHIRIバル」にはどうやって参加するの?

ABASHIRIバルはチケット制です。3枚つづり3000円(税込み)、5枚つづり4500円(税込み)を参加か専用アプリ、または網走市観光案内所で購入します。
チケットを持って、参加で「バル利用で」とお伝えください。1枚のチケットでお店おすすめのおつまみとおいしいお酒をセットでいただく事ができます。 
※チケットの金額は2022年11月現在のものです。

ABASHIRIバルのチケット5枚つづり4500円。
5枚セットは10%割引なので、たくさん回る方にはオススメです。
複数人でシェアしてもOKです。

ABASHIRIバルに行ってきました! 

グルメ食いしん坊代表として、ABASHIRIバルの5酒場をレポートします。 

5枚つづりの夢チケットを握りしめていざ! 「5種のおつまみと5杯のドリンクが飲めるなんて」。パンフレットを見ている時からすでに幸せいっぱいです。 

1. SUSHI BAR 縁戸

Food:季節のおすすめ3貫握り/Drink:生ビール 
こちらは、
オホーツク海の鮮魚を使った寿司や道東ブランド「知床牛」の鉄板焼き、創作料理などがずらりと並ぶお店です。 
ニシンの握りは初めて聞いたかも知れません。網走ならではの一品です。口の中でとろける柔らかさでうま味が広がります。 
超巨大ホタテは甘みたっぷり。さすがホタテで有名な網走ですね。新鮮なホタテはお土産屋さんでも買えるのでぜひチェックしてみてください。 
カレイの王様、マツカワガレイは一般のスーパーではほぼ取り扱われません。旨みが強くてシッカリした歯ごたえ。極上の寿司です。

「SUSHI BAR 縁戸」の季節のおすすめ3貫握り。
生ニシン(右)、生ホタテ(中央)、マツカワガレイ(左)

2. 酒菜亭喜八 

Food:網走ポークの食べ比べ/Drink:山わさびハイボール 
山わさびハイボールは初めて飲んだ味ですが、わさびが効いていて、くせになりそう。
四元豚(よんげんとん)「網走ポーク」の肩ロースとばら肉の串焼きは、完全天日塩と黒コショウの塩漬けでいただきます。四元豚とは、豚の品種によって特徴のある豚4種を掛け合わせたもの。4種の豚の〝良いとこどり″の網走ポークは、柔らかさ、脂の旨み、甘みのどれをとっても最高です。さすが、網走ブランド豚の看板を背負っているだけのことはありますね。 

「酒菜亭​ ​喜八」の豚バラ(右)、肩ロース(左)

3. 蒸気船 郷土料理の店

Food:鮭のグラタン/Drink:生ビール
鮭の
グラタンは網走産の鮭をふんだんに使った自信作だそう。生ビールにぴったりです。3件目ということで、ほろ酔い気分でいただきました。 

ごろっとしたサーモンの塩味と焦げたチーズにホワイトソースがからまり、秋と網走を感じる一品です。 

「蒸気船 郷土料理の店」のホタテをお皿にした鮭のグラタン

4. 居酒屋きた鳥

Food:ホタテと地物海鮮のにんにく蒸し/Drink:生ビール 
ホタテ稚貝と海鮮をニンニクで一緒に蒸した一品をいただきました。私はご提案どおりに生ビールをチョイスしましたが、その相性もぴったりです。
網走産のタラのぷりぷり食感と、口に残る上品なうま味がすごくて、食べ終わった後も余韻が残りました。ホタテ稚貝の甘さも格別。にんにくの旨味が海鮮の味をひきたて、素材が混ざりあったスープは幸せの極みを感じさせる味でした。

「居酒屋​ ​​​きた鳥」のホタテと地物海鮮のにんにく蒸し

5. 焼肉 あじと

Food:焼肉屋のメンチカツサンド/Drink:赤ワイン
「焼肉で網走を元気にする!!」がモットーの「焼肉 あじと」。厳選した和牛を中心とした豊富なメニューでお客様を迎えてくれます。
お肉なので赤ワインをチョイス。揚げたてのメンチカツをがぶりといけば、ふわふわ触感の中からうま味たっぷりの肉汁が溢れ出るではありませんか。焼肉屋さんのメンチカツだけあってお肉は最高級です。いつもと一味ちがった贅沢感が味わえました。

「焼肉 あじと」のメンチカツサンド。
こんがり焼かれたパンの甘みとメンチカツがベストマッチです。
赤ワインとのペアリングも最高!

いかがでしたか? 二晩で5店を訪れ、いただいた5品、5ドリンクのどれもが最高でした! これで4500円なんて驚きです。アルコールだけでなく、ソフトドリンクも注文できますので、アルコールが飲めない方子さま、運転しなければならない人も心配いりません。 

紹介した5店はもちろん、どのお店でも網走産にこだわった究極の一品を食べる事ができます。店員さんとのやりとりも楽しく、お酒がいい感じで足どりを軽くしてくれる。「ABASHIRIバルってグルメを超えてエンターテインメントのかも」と思わずにいられない網走の夜でした。

​味わいどころ満載の「ABASHIRIバル」。みなさんもぜひ、足を運んでみてください。 

「ABASHIRIバル」を楽しむための五か条とは?

最後に、「ABASHIRIバル」をより楽しむためのお約束、「ニポネの五か条」を紹介します。「ニポネ」は網走の大人気ご当地キャラ。「~ポネ」の口調もキュートです!

  1. 少人数で楽しむんだポネ!! 
  2. 観光客の人も地元の人達にまじって楽しむんだポネ
  3. ロングランバルなので、定休日をチェックするんだポネ~ 
  4. お店の名物料理も一緒に楽しむといいポネ!! 
  5. より多くの店を回るのがバルの楽しみだポネ!! 

週末のみ合う時間帯は満席で希望のお店に入れない事もありますが、他にもたくさんのお店があるので、他のお店を巡ってきて、また戻ってくるのもバルの楽しみ方
気に入ったお店があれば、通常メニューを追加で注文するのも可能。せっかくの機会なのでいろいろなお店の自慢の品を味わってみては? 
 チケットを全て使い切ると、お店から網走オリジナル手ぬぐいのプレゼントがあります。網走の名所がプリントされた和風手ぬぐいは、おみやげにもぴったり。旅行の思い出としても良い記念になりますね。 

網走の11月は薄氷が張り、初雪が降る季節。暖かくしてお越しください。

■撮影協力

USHI BAR 縁戸
北海道網走市南4条西1丁目 2 階 セゾンビル

0152-67-7699

酒菜亭 喜八
北海道網走市南4条西3丁目
050-5263-7232

蒸気船 郷土料理の店
北海道網走市南3条西1丁目
0152-43-3330

居酒屋 きた鳥
北海道網走市南3条西1丁目
0152-44-8323

焼肉 あじと
北海道網走市南4条西1丁目 セゾンビル 2F
0152-67-7255

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